就活が終わってNotionから離れたい人におすすめのサービス4選
2022年の〆括り。就活も終わり、気持ちよく新年を迎える第一歩として、Notionから離れようと模索しました。
一般ユーザーだった僕がNotionから離れたくなった経緯、そして現在活用しているサービスについてまとめていきます。
その前に
「Notionから離れる」とは、「Notionを退会する」ということではありません。
現在僕はNotionでデータベースの管理を行なっています。出入金を記録したり、一人暮らしをしたときに買うもののURLや予算をまとめたり、ソシャゲで引いたSSRのスキルを一覧にしたり。
データベースの管理においては、Notion以外利用したことがありません。他にも様々張り巡らせているので、今更移行するのが面倒というのが大きな理由です。
また、Notionはやはり複数人で共有するメモサービスについては頭ひとつ抜けていると考えます。複数人で参加しやすいシステムで、なにより認知度が高いことも理由です。複数人で利用することが前提だった場合、導入がしやすいというのは大きなメリットです。
以上から、「Notionを退会する」ことはしていません。非常に限定的ではありますが、今後もNotionは自分に合った形で活用する予定です。
Notionをどのように使っていたのか
さて、話を戻します。
僕はNotionを、主に以下の目的で利用していました。
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第一段階
- 就活のまとめ
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第二段階
- 開発に関するメモ
- ただのメモ(旅行行ってやりたいことリストなど)
- データベースの管理(前述)
- 複数人で共有(前述)
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第三段階
- PCのブックマーク代わり
当時「様々なサービスを利用するよりも、一元化してメモを管理したい」と思っていたので、この6つが叶うNotionが好きでした。
また、Notion以外に就活のために用いていたのは、以下でした。
- 紙のスケジュール帳(就活のスケジュールだけは紙で管理したかった)
- note(就活に関するコラムを書いていた)
これらも断捨離したので、まとめて書いていきます。
なぜNotionから離れようと思ったのか
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就活が終わった
Notionというツールは、「あるテーマにおける沢山のコンテンツを一元化して管理する」には非常に適していると思います。なので、就活にはとても便利でした。
しかしそれも終わってしまった辺りから、「Notionじゃなくてもいいけど、他のサービスを探すのは面倒」というなあなあの気持ちで利用を続けていました。 -
動作が重かった
第三段階に突入。PCのブックマークとしての利用が主となり、ほぼ毎日Notionを開くようになったとき、最初に当たった壁でした。
目的に辿り着くまでのほんの少しのラグが、気になって気になって仕方がない…。
Notionを利用する上で、だんだんと気になるポイントが増えていたころ、いっそNotionから離れてみようと考えました。
色々と使ってみて、落ち着いた4つのサービスがあります。
Notionを離れたい人におすすめのサービス
Raindrop.io
ブックマークならURLをまとめるブックマークがわりに使えるサービス。友人に教えてもらいました。第一印象は「サービス名が好み」でした。
現在はこんなふうにして活用しています。
いいところ
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動作が軽い
とにかく軽いです。久々に開くページなどは少し重いこともありますが、その後行き来する場合はもうサクサク。 -
ネストが深くなりすぎない(有料プランでしか階層を増やせない)
無料で利用する場合、作れる階層が限られてしまいます。でもそのシンプルさが良い。僕の場合、入れ子にしすぎて訳がわからなくなる悪い癖があったので、それを治すには便利でした。 -
カードになるUIがNotionと似ている
画像を見ていただけると分かる通り、Notionぽい。他にもこういったUIのサービスは多いでしょうが、「UIが似ている」というのは僕にとってアドバンテージでした。
minical(iOSのみ)
【ちょっと脱線】スケジュール管理ならスケジュール管理は紙派だった自分も就活が終わり、スマホで管理した方が都合がよくなってきたときにこのサービスに出会いました。
iPhoneのスケジュールアプリでは不便だったところを色々と解決してくれています。
いいところ
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iPhoneのウィジェットを用いて、一ヶ月分の予定が確認できる(無課金)
一番の目的はこれでした。どんなに良いスケジュールアプリでも、ウィジェットが課金制である問題がよくありました。前面の広告こそ表示されるものの頻度は少ないですし、バナー広告も小さめ。品の悪いものも出てきません。 -
UIがいい
とにかくUIがいい。目的に簡単に辿り着ける設計になっていて使いやすいです。また、余計な線や余白がないので、見た目の面でもとてもすっきりしています。 -
タスク管理を兼ねていない
スケジュールアプリにありがちな「タスク枠」。一番不要な機能だと考えていたので、これのないminicalが性に合っていました。
ただのメモならiPhone純正メモアプリ
Notionを利用しながらもなんだかんだこっちも使っていたので、それならばまとめてしまおうと思い、移行。
Scrapboxとも迷っていました。しかし、「ただのメモ」なので、メモを開く手順がいかに簡略化されているかを重視。この場合、iPhoneのコントロールセンターから一発で新規メモが作成できることが決め手でした。
技術メモ・コラムならZenn
就活についての記事を書かなくなったnoteもついでに断捨離もしようと思ったとき、結局Zennに帰ってきました。
いいところ
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コードが見やすい
自分用のメモが前提なので、解説などは省いてただただコードを貼るだけという使い方もよくやります。その場合、コードに特化したサービスというのは使いやすいです。 -
マークダウン形式がよかった
Scrapboxの、もうひとつ頭脳を持つといったコンセプトも非常に魅力的で、何度か試していました。しかし、他のどのサービスもマークダウン形式なのに、ここだけ独自のやり方で書くのに慣れられませんでした。やはり目的はNotionの代替。 -
コラムも書ける
Qiitaとの違いはここでしょうか。noteの記事を移行させることも考えたとき、これが一番大きかったです。
現在自分が使っているサービスまとめ
- Notion
- Raindrop.io
- minical
- iPhone純正メモアプリ
- Zenn
Notion依存が減り、目的ごとにすっぱりと分けられて便利になりました。
皆さんも年末年始のゆったりした時間を生かして、今一度自分を構成するサービスを見直してみてはいかがでしょうか。
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