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Hydra.nvimでシンプルなメニューを作る

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Neovim
idea

Hydra.nvimとは

nvimtools/hydra.nvim

Emacsの同名パッケージ を参考にした、Neovim用のHydraです。

Hydra.nvim 導入前後 Before-After

ダッシュボードの表示を改善しました。

before
Before - 結構ギチギチ

after
After - スッキリ！

updatemenu
実際のメニュー画面

使い方

かなり大変です。設定することが前提なので、設定をしないと何もできません。

設定方法は大体READMEに書いてあるのでそちらを参考にしてください...と書こうとしましたが

そもそもが複雑でわかりにくいので実例を書きながら解説していきます。

これより先はプラグインマネージャに lazy.nvim を使用している前提で説明していきます。

プラグインをインストールします。

適当なファイルに以下のコードを追加してください。

return {
    "nvimtools/hydra.nvim",
    opts = {},
}

Hydraを生やす

このような形式のテーブルを作成してhydraのコンストラクタを呼び出す必要があります。

local hint = [[ ... ]]
-- Hydraが呼び出されたときに出てくる複数行にわたるヒント文字列
-- 詳しくはREADME: https://github.com/nvimtools/hydra.nvim#hint

local Hydra = require("hydra")
Hydra({
    name = "Hydra's name", -- hydraの名前
    mode = "n", -- モード, この場合はNORMALモード
    body = "<leader>o", -- hydraを呼び出すキー

    hint = hint,
    config = {
        -- ここにconfigを書く
        -- 詳しくはREADME: https://github.com/nvimtools/hydra.nvim#config
    },
    heads = {
        -- ここにそれぞれの頭を書く
        -- 詳しくはREADME: https://github.com/nvimtools/hydra.nvim#heads
    },
})

update-menu Hydraを生やす

ここからは実際にHydraを生やしていきます。

適当なファイルに以下のコードを追加してください。

インストール定義を書いたファイルとは別なファイルに書くと便利です。そこはお好みで。

local Hydra = require("hydra")
local cmd = require("hydra.keymap-util").cmd

local hint = [[
 ^  󰒲  ^ Update _l_azy       ^
 ^  󰭠  ^ Update _m_ason      ^
 ^  󰐅  ^ Update _t_reesitter ^
]]

local update_menu = Hydra({
    name = "Update Menu",
    hint = hint,
    config = {
        invoke_on_body = true,
        hint = {
            offset = -1,
            float_opts = {
                border = "rounded",
            },
        },
    },
    mode = "n",
    body = "u",
    heads = {
        {
            "l",
            function()
                require("lazy").sync()
            end,
            { exit = true, desc = "Update Plugins" },
        },
        {
            "m",
            cmd("MasonUpdateAll"),
            { exit = true, desc = "Update Mason tools" },
        },
        {
            "t",
            cmd("TSUpdate"),
            { exit = true, desc = "Update Treesitter" },
        },
        {
            "<Esc>",
            nil,
            { exit = true, desc = false },
        },
    },
})

return update_menu

この例の場合、ノーマルモードで u を押すと次のような動きができるメニューが出てきます。

  • l を押すと :Lazy sync が実行される
  • m を押すと :MasonUpdateAll が実行される
  • t を押すと :TSUpdate が実行される
  • Esc を押すとメニューが閉じる(これは非表示)

updatemenu

以上です。生産性改善の助けになれば幸いです。

他の例については私の dotfiles を参考にしてください。

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