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【Java】クラス解説35・抽象メソッド

2024/05/13に公開

抽象メソッド

  1. 抽象メソッドとは、abstractが付与されたメソッドです。メソッド名、戻り値の型、引数、例外を定義しますが、処理内容を実装しません。
  2. そのため、抽象クラスを継承するサブクラスにおいて、抽象メソッドをオーバーライドして、処理内容を実装しなければなりません。
  3. 抽象メソッドを含むクラスは、必ず抽象クラスとして宣言しなければなりません。

抽象メソッドのコード例

import java.util.*;

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Fuzi fz = new Sakura();
        fz.print();
    }
}

// 抽象クラスを宣言
abstract class Fuzi {
    // 抽象メソッド(処理内容を実装しない。)
    public abstract void print();
}

class Sakura extends Fuzi {
    // 抽象メソッドをオーバーライド
    public void print() {
        // 処理内容を実装
        System.out.println("sakura");
    }
}

出力内容

sakura

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